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夏目友人帳22巻感想&ネタバレ

★自分の過去ブログから「夏目友人帳」の記事を転載しています。

 

更新遅くなりましたが、夏目友人帳22巻を購入しました。
以下感想となります。ネタバレ含みますのでご注意を。

 

 

 

 

 

 

第八十五話、八十六話「表のれん」

老舗旅館の展示物を見に行った夏目、田沼、タキのお話です。

この旅館は神様や守り神のような良い妖が泊まる「カミ仮宿」で、暖簾の表によってそれと分かるようにしているんだとか。夜には暖簾を裏返して魔除けとし、悪い妖怪が入ってこないようにしているんですが、突然の雷雨で裏返し忘れたため悪い妖怪が入ってきてしまいます。

今回は田沼とタキが大活躍。

最初に悪い妖怪を見たのも田沼で(いつもなら夏目)、悪い妖怪を追い出すため「出入り禁止の札」を二人で作ってくれます。

毎年紅葉狩りにやってくる常連客のイナナギ様も宿を守りたいと奮闘し、最後は「出入り禁止の札」を自ら悪い妖怪に貼りつけて見事追い出します。

札に触れたためもう中に入れないと気落ちしていたイナナギ様でしたが、札にも裏表があり、裏に触れていただけのイナナギ様は中に入れました。めでたしめでたし。

個人的には、夏目から『ある方』人がもう中に入れないと聞いた旅館の主人が「この時期になったら椅子とお茶を外に出してお待ちします」と言ったところでホロリとしたので「え、入れるの」と予想外でしたが。


特別編18

妖怪を見たくて森に入り込んだ男の子とニャンコ先生の邂逅。

男の子が持っていた妖怪図鑑にわくわくするニャンコ先生の姿、キュートです!

あと「超スペシャル特別にしゃべってやっているのだから、このことは秘密だぞ」という不遜な物言いにも笑いました。


第八十七話「月夜の夏目」

西村メインのお話。「人形の指」を拾った西村のところに毎晩夏目が訪ねてきます。

「指を拾ったことをだれにも言わないでくれ」と言われて素直に従う西村は、昼の(学校で会う)夏目にも言いません。

予想通り、西村のところに訪ねてくる『夜の夏目』は本物ではなく、指の持ち主である人形が念を飛ばした姿だそうです。

そして満月の夜。夜の夏目に誘われて向かった廃屋で人形を見つけ、指をはめてあげます。

人形を椅子に座らせるときにポン、と頭を撫でるのが良いですね。いい子だ。

結果人形も階段を落ちそうになった西村を助け、そこに本物の夏目が現れて(西村的には)うやむやなるというお話です。

鼻歌を歌う夜の夏目も、昼の優しい夏目も、どっちらも嫌いじゃないという西村。

高校生がこんなに純粋でいいんでしょうか?――いいんです、夏目友人帳の世界は優しいんです。


第八十八話、八十九話「名前を教えて」

帯にあった「遂に明かされる友人張の創作秘話」のお話です。

友人帳の最初の一枚目だという妖怪に出会った夏目がレイコの話を聞きます。

いつものように暇を持て余すレイコさんが、蒼子(そうこ)という同い年くらいの少女と交流します。名乗ってくれないレイコに、名前を聞きだしたい蒼子が石投げの勝負を持ちかけ敗北します。

毎日のように会う二人。様々な勝負を挑む蒼子。しかし敗北。レイコもいつしか絆されて、勝負なしでも自分の名前を教えようとしますが、蒼子は噂話のひとつとして「夏目レイコという乱暴な女の子がいる」と口にします。

石投げ勝負のリベンジを果たした蒼子に、レイコは自らの名前を教えます。「夏目レイコ」と。

その日を境に、二人が会うことはありませんでした(イヤになったとかではなく、行き違いなんですけど)。こんなことがあり、レイコさんは妖怪の名前を聞くため勝負を持ちかけ、友人帳を作っていったわけです。

友人帳のきっかけが「人間の女の子」だったのは意外でしたね。

思ったことは、レイコさんって行動範囲広すぎないですか?あちこちの森に出入りしては二度と来なかったパターンが多いですし。くわえて妖怪たちからの愛(?)がとても深いと思いました。

「あれがもう呼ばぬなら名前を返してもらっていいか?」と今回の妖怪も名前を返してもらいますが、この「あれ」って言い方がもう…。

孫の夏目になら呼ばれてもいいか、と思ってくれた妖怪って一匹だけですもんね(名前が出てこない…)。

この蒼子さんが誰かしらと血縁関係(たとえば塔子や滋の母親)だったら歓喜するところですが、恐らく登場はこれきりですね。はい。


特別編19「雨宿りの廃駅」

不意打ちで的場さん登場!の回です。油断していました。

雨宿りのため廃線の駅舎に駆け込んだ夏目は、大きな袋包みを携えた的場さんと遭遇します。この袋包みからはピロロとキレイな囀りが聞こえるのですが、的場さんは「タチの悪い妖怪」だと言います。

ニャンコ先生すら欺くこの妖怪は『ヒトクビ』といい、袋包みの隙間からはなんともあやしげな目が…。この妖怪を簡単に「処分」するため、この辺りを通りかかる巨大な妖怪を待ち伏せて「持って行ってもらった」的場さん。

短いお話ですが、どこか不穏な感じで個人的には大満足です。悪役が出ると一気に話が濃くなるように思います。いいですねー、いいですよー。

ところで余談ですが夏目の住む町(世分)、過疎化は大丈夫でしょうか?「廃屋」や「廃駅」ばかりなのですが。

 

以上、22巻の感想&ネタバレでした。
次巻は来夏発売予定とのこと。先は長いですねー。

 

 

夏目友人帳 22 (花とゆめコミックス)

 

 → 【過去記事】夏目友人帳23巻の感想&ネタバレ - ワナビのひとりごと。