ななころびわなびA

本気でラノベ作家になりたいんです!

迷子のわんちゃん

午後2時ころ、外につないでいる我が家の犬がやたらと吠えるので、何かしらと見てみたら、真っ黒な犬が一匹。
首輪付きで、鎖をジャラジャラとひきずっている。

迷子?逃げてきちゃったの?

近づいたら、ものすごく人懐っこくて、ペロペロと舐めてきた。
だけど痩せてて、足元がおぼつかない。
水をあげたら、すごい勢いで飲んでいた。暑いもんね。

近所では見ない犬だし、どこがどんな犬飼っているかなんて分からない。迷子札もない。
困った。面倒臭ければこのままリリースという手もあるけど。
ちょうど母が帰ってきたので相談したら、区内放送する事に。
田舎なのでね、そういうものがあるんです。

早速放送したところ・・・反応なし。
どうしましょう。
ちょっと歩かせれば、自分で帰っていくかな、と試してみたものの、老犬なのかめっちゃ足遅いし、あてもなく臭いかいでいるだけだし。
今日は我が家にお泊まりかな、と考えた矢先、電話が。

「ウチの犬だ。尻尾が曲がってて、ちょっとブサイクな顔してる」

同じ区内の、歩いて二十分くらいの家からでした。
早速ご夫婦揃って軽トラックで迎えに来ました。
奥さんが車を降りて近づいてきたとき、おとなしかったわんちゃんが自分で向かって行ったんですよね。
それだけでもう間違いないと分かりました。

放送は聞いていたものの、自分の犬だとは思わなかったらしい。
けど、しばらくして外を見たらいない。
近所を探したけど見当たらない。
もしかしたら、ということで我が家に連絡くれたのでした。

わんちゃんは御年18才。そりゃあ足腰弱いわ。
何はともあれ、無事に飼い主さんのところに帰れて良かった。
めでたしめでたし。