ななころびわなびA

本気でラノベ作家になりたいんです!

ご冥福をお祈りします

今週はじめ、会社の社員が亡くなりました。未だに信じられない思いでいっぱいです。
その方と私は部署も年齢も違ったので、特別親しかったわけではありませんでしたが、
よくこちらの部署に来ては、私の上司と楽しげに話していたのを覚えています。
本当に突然の訃報でした。
前日まで元気に出社していたのに、当日の朝、急逝の報が入ったのです。
頭の中が真っ白になり、一種のパニックに陥り、平常心に戻るまで半日かかりました。
まだ三十代で、お子さんも小さいんです。本当に本当に無念だと思います。
ご本人が一番びっくりしているかもしれない。

先日告別式に参列してきましたが、遺影を見た途端、ぼろぼろと涙が流れました。
不思議なもので、その方の姿も声も、まだはっきりと思い出せるのに、
もう、小さな骨になって骨壷におさまっているんです。
ひょっこりと姿を現しそうな気がするのに、もう、どこにもいないんです。
不思議で、不自然で、ものすごい違和感。
人の死って、こんなにも奇妙なものだったんですね。

こんな話をするのも変ですが、
昔書いていた自作小説では、よく人が死んでいました。
そうすれば小説らしくなると錯覚していたからです。
死=非現実ですから、フィクションのかたまりである小説っぽいし、
それなりに様になるし、誰にでも共感できるし、感動させるのに非常にお手軽。
そう信じていた時期がありました。あまりにも安易な考えでした。

矛盾しているようですが、今書いている小説では絶対人が死なない、というわけではありません。
ストーリーを考える上で、真っ先に思いつく要素でもあるし、やはり王道に乗っかったほうが楽なわけです。
でも作り手の安易な都合だけで死なせるのはあまりにも無遠慮です。
アニメの最終回で、主要な敵が間を置かず次々と死んでいくシーンを見ると、
てっとりばやく後片付けをしているようにしか見えない。
あとは戦闘ものでよく使われる「倒す」という言葉の曖昧さにも違和感があります。

まだ私は試行錯誤している段階です。


ご冥福をお祈りします。